息子を出産したときは、小学校受験は全く頭にはありませんでした。ご縁あってお世話になった保育園が、たくさんのことにチャレンジさせてもらえる環境で、そこでイキイキと過ごす息子を見て、幼少期の環境の大切さを強く感じ始めたことが、小学校受験を検討し始めたきっかけでした。
受験期に入る直前、夫婦で「結果がどうであれ、受験をすることにしてよかったね」と話していました。理由の1つは、家庭の教育方針を改めて夫婦でよく話し合い、言語化できたことです。家庭の方針としてすり合わせをし、どのような思いをもって、どういった機会や環境を大切にしていきたいのか等を明確に言語化することができたのは、今後の子育ての中でも大きな意味があると感じております。
また、家での遊び方が変わったこともよかったことの1つです。理英会にお世話になり始めてから、家でも積み木や工作等、自分なりの発想や工夫を表現するもので遊ぶことが多くなりました。
この受験を通して、たくさんの息子の成長と、家族としての成長を経験することができたと感じております。自分らしさをもったまま、秘めていた種から色々な芽を出し始めることができた背景には、息子らしさを尊重しながら丁寧なご指導をしてくださった理英会の先生方の存在が大きいと感じております。
理英会の先生方の支えがなければ、ここまで歩んでくることはできません。年中からお世話になり、本当に些細なことでも丁寧に教えていただきました。やんちゃな息子を温かく見守ってくださり、どんどん伸ばして下さいました。お勉強の事だけでなく、生活のリズムまで相談に乗ってくださいました。初めての受験なので、親の心境が不安になった際に、先生から頂いた「子どもを信じて、自分を信じて」の言葉を思い出すようにしています。
後輩へのアドバイス:「子どもを信じて、自分を信じて」目標に向かって親子一緒に頑張りましょう!
ちょうど寒くなりはじめた頃からのスタートでしたので、帰りは真っ暗でしたが、この一回一回が一年後の合格に繋がっているんだと確信し、親子共に挑戦しぬきました。
子供にとって貴重な体験となったのが家族と離れてはじめてのお泊まりとなる春の合宿でした。本人の希望で送り出したものの、親の方が緊張していましたが、笑顔で晴れやかにバスを降りてくる娘の顔をみて、感動しました。先生方に手厚くお世話をしていただいていたので本人もすごく楽しかったと夏の合宿に繋げることができました。
日々の家庭学習は、小さい妹が二人いるので思うように時間を確保できなかったのですが、少しでも机に向かうように努力し、また受験には必要なかったのですが大好きな絵を描くことから始めることでウォーミングアップになり、スムーズにプリントに向かうことができました。
本番では、練習通りの面接にはならなかった部分もありますが、やりきった満足感でいっぱいでした。お陰さまでご縁をいただき、この一年が親子にとって、最高の宝の一年とすることができて心から感謝の思いでいっぱいです。