小学校受験を決めたのは年長の6月ということで、我が家はとにかく時間が足りませんでした。
受験決意の前にも幼児教室には通っておりましたが受験対策ではなく、知育を主としたものでした。
理英会に入会して初めて受けた模擬テストが全体でほぼ最下位。このまま受験をさせていいのか正直迷いました。しかしながら娘の前向きに取り組む姿を見て、家族一丸となってサポートしていこうと決意しました。毎日30ページ前後のプリント学習、理英会での指導内容の復習を入試前ぎりぎりまで繰り返しました。
私たち(両親)自身も娘の志望校の過去問題を分析し、娘もそれに沿った基礎の反復を実践してくれたのが合格した大きなポイントだったと思います。
夏以降、理英会の先生方のご指導と娘のがんばりで大幅に伸び、合格の手ごたえをある程度感じることができました。
私たちが受験を通して大切だと思ったことは娘のやる気は当然ですが、家族一丸となってどれだけ取り組むことができるかがポイントです。小学校からが娘の学校生活の第一歩です。これからも家族一丸となって子どもと向きあい良い方向へ導いていきます。
おかげさまで志望校より合格をいただくことができましたのは、ひとえに理英会の先生方のご指導あっての賜物と改めて感謝の気持ちでいっぱいでございます。
私の仕事の関係で理英会自由が丘校に通い始めたのは年長の4月初めでございましたので、正直「遅いスタート」でございました。しかしながら、先生方の経験に基づく的確なアドバイスを頂くことにより子どもだけでなく、私ども両親も受験に向けての心構え、問題への取り組み方、家庭における学習時のポイントなど多くのアドバイスを頂戴いたしました。また授業終了後のマザーリングにおいては、学習のポイントだけでなく、先生がその日の授業で気が付かれた行動観察における良い点、改善すべき点を丁寧に説明いただきましたことにより短い期間でございましたが最大の効果をあげることができたと思っております。また、常に子ども達に元気と笑顔、そして褒め言葉で接していただける教室の雰囲気は何にも変えることができない最大のポイントでございました。
家庭では、最大でも1日1時間程度(月-金は45分程度)の学習時間とし復習を中心に行いました。それでも、土曜日レギュラーコースと火曜日の女子難関の復習を両方こなすことができないことも多くございましたが、「できるところまでやればよい」という70-80%達成でOKの気持ちで最後まですすめてまいりました。
4日間×4週間の夏期講習はタフでございましたが、スタートが遅かった私たちにとって、この講習は学習面で非常に伸びるきっかけとなった時期でございました。4日間で約1ヶ月と同量のプリントをこなすというよりは幅広く問題を行うことにより、子どもが得意分野を見つけるのに非常に有効だったと思います。(それ以外の時期は大いに夏休みを楽しみ、学習をしない日もございました。)
また志望校選択や願書作成に関しましても、我が子について改めて夫婦で夜中まで話すこともありましたが何よりも学校説明会で先生方から伺ったお話しや、在校生のみなさんにお会いできたことは願書作成で最も参考になり同時に志望校を決定する際にも非常に重要な材料となりました。同時に、理英会主催の学校フェア、8月後半お台場で開催された学校フェアにも伺い、各校ブースで先生方にお話しをお伺いする機会を頂くことは大変貴重な経験でございました。理英会で準備して頂いている、過去の資料等につきましては、クラスがある日に拝見させていただき、メモを作成いたしました。
面接に関しては、実はあまり特別な準備をすることはございませんでした。上記いたしましたように、願書作成の際に学校についての夫婦で様々な話しをしたので、その復習をしただけでございました。一方、緊張をしないことを心掛ける為に、理英会の面接練習に参加し、細かい部分のサジェスチョンを頂きましたことが非常に役立ちました。これはご参加されることをお勧めいたします。子どもは、通常の授業で、先生方から質疑応答の練習がありますので、特に面接に特化したことは行わず、お辞儀のタイミングなどだけ練習いたしました。どちらかと言えば、あまり枠にはめず、「ありのまま、気取らず、子どもらしく」でのぞみました。面接では、一番緊張していたのは私(父親)で、面接が終わった後に娘から「少し緊張していたみたいね。もう少しリラックスしたほうがよかったと思う」と言われたほどでございます。いずれにしましても、面接は短い時間で行われますが、理英会の先生方からは、「先生方はご家庭の雰囲気とお子さんがイキイキしていることをご覧になっているので、いつも通り臨むことが大切」と伺っておりましたことで、その通り臨んだことがよかったのではないかと思っております。
一方、私には大きな、大きな反省点がございます。それは子どもに対して、プリント等が思うようなペースで進まなかったりする際に、叱ったり、イライラした態度を出してしまうことも何度もありました。これは絶対にしてはいけないことで、何度も反省しました。これから受験をされるお子さまの保護者のみなさまも同じような気持ちになることも存じ上げます。ぜひ、「今日はやめて、また明日にしよう!!」という気持ちと、そんなときは「理英会のクラスだけの勉強でよい」と割り切ることも大切と感じました。子どもは数日後には気持ちを必ず入れ替えます。
我が家は、たまに寝転がりプリントをしたこともございましたし、一緒に本だけを読み聞かせるだけの日もございました(10月に入っても)。10分間で終わらせた日もございました。お勉強する部屋を変えて気分を変えたりもしました。一問正解ごとにチョコレートを食べることができる制度の導入。さらには、回答を先に教えてから、一緒に考えることもしました。効果があったか分かりませんし、家内からは「やりすぎ」と言われながらも、私も少し楽しむことを心掛けたのが良かったと思います。親ができることは限られておりますので、ぜひ、楽しい工夫を取り入れてみていただけると幸いでございます。
最後になりますが、理英会自由が丘校の先生方なくして、この結果(プロセスも含めて)はございませんでした。理英会では決して受験に向けた学習能力を伸ばすだけではなく、我が子の心の育成・成長にも多大なサポートを頂きました。