【年中コース】4月家庭学習のポイントその1

ジャンケンが得意になりましょう

①ジャンケンはルール理解力を育てる。
②ジャンケンは対人能力を育てる。
③ジャンケンは瞬発力や思考力を育てる。

設定の理由

このテーマを読んで「小学校受験の準備にジャンケンが必要なの?」と疑問に思われた方もいらっしゃると思います。
確かに、ジャンケンができることそのものを入試で問われることはまずないでしょう。
しかしながら「ジャンケンができないような子が、入学試験に合格できるのか」という問いに変えるならば、「ジャンケンもできないような子は、入学試験に合格することは厳しい」という答えになります。
なぜならば、子どもの世界の中のさまざまな場面で使われているジャンケンができないということは、これまでの育成状況などに何か不十分なところがあるのではないかと疑われるからです。

①ジャンケンはルール理解力を育てる

ご存知の通り、ジャンケンは、複数の人数で行われ、「グー」「チョキ」「パー」の3つのうち1つを「ジャンケンポン」の合図で同じタイミングで出し、「グーはチョキに勝つ」「チョキはパーに勝つ」「パーはグーに勝つ」「同じものばかりが出たり、3つのものが全部出るなどした時は『あいこ』で勝負をつけない」という基本ルールで行われます。
このルールを理解できていなければジャンケンはできません。
相応なルール理解力が身についていないと、ジャンケンはできないのです。

②ジャンケンは対人能力を育てる

ジャンケンの基本的なルールが分かっているだけでは、ジャンケンは成立しません。
ジャンケンが使われるシーンでは、複数の人が一斉に出すことが原則ですから、相手や周りと呼吸を合わせてアクションをすることができないと、ジャンケンに参加はできません。
また、ジャンケンはほとんどの場合、決済の手段ですから、ジャンケンの結果には従わなければなりません。
ジャンケンを覚えたばかりの幼い人たちは、自分が望む結果が出るまで何度もジャンケンを繰り返そうとするので、ジャンケンの意味がありません。
対人能力はある程度発達してくると、まずは話し合いや説得を試み、交渉が不成立だとジャンケンで決めようとします。
この場合は「ジャンケンの結果に従う」という暗黙の了解ができあがっています。(それでも「後出し」などで揉めたりしますが…)
この段階の子どもたちは、ジャンケンの結果に従いながら、対人交渉能力や気持ちのコントロールなどを身につけているのです。

③ジャンケンは瞬発力や思考力を育てる

理英会の年中コースの授業では、毎回ジャンケンをしていきますが、ジャンケンのルールそのものを教えていくのではなく、ジャンケンのルールは分かっていることを前提に、ジャンケンを使った能力育成をねらうものです。
「グーを出しましょう、ジャンケンポン」「チョキを出しましょう、ジャンケンポン」のような指示の通りにジャンケンを出すことで、話を聞いてすぐに動作として実行する力がつきます。
先生が出すジャンケンをチラリと見せて「これと同じものを出しましょう、ジャンケンポン」とすると、見たことをすぐに判断して動作として実行する力がつきます。
更に発展して「先生はグーを出しますよ。先生に勝ちましょう、ジャンケンポン」「先生が見せるものに負けるものを出しましょう、ジャンケンポン」「グーを使えない『グー無しジャンケン』です。勝つものを出しましょう、ジャンケンポン」などとやっていって、思考力や判断力を育てていきます。
ご家庭でもジャンケン遊びを工夫して、頭の良い子に育てましょう。

janken

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