実際の小学校入試の面接で聞かれた質問をいくつか挙げてみました。突然聞かれても、なかなか答えられませんよね。昔の記憶を辿ってもなかなか思い出せない…なんてこともありますね。そこでお薦めなのが“お子さんちょこっとmemo”です。
これから入試本番を迎える年長の親御さんは幼稚園(保育園)の面談での先生のお話や、習い事での様子、家やお友達と遊んでいる時の様子などをとにかく紙に書き出してみましょう。以前のブログでご紹介した“マインドマッピング”を使って記憶を辿り、エピソードなども含め書いてみるのもいいですね。
年少・年中の親御さんは、今のうちにお子さんの様子を書きためましょう。年少クラスで使っている「大きくなあれ(出席シールを貼るノート)」に〇〇記念日として記入しておいてもいいですね(画像参照)。その時に感じたことも書き加えておきましょう。例えば、「こんな工作を作ったよ。セロテープの使い方…汚いなぁ(笑)」(お子さんに内緒のツッコミです…)。メモを書くうちに、「何とも言えない作品を作るうちに、セロテープの使い方、上手になったなぁ」など成長したところも出てくると思います。どんどんメモしておきましょう。
エピソードを書くことで、お子さんのいいところが見えてくるでしょう。子供と私たち親はこんな関わり方をしてきたんだ、など自分たちの教育方針をこれで良かったと改めて確信したり、もう一度見直したり、さらには今後の方向性も見えてくるかもしれません。また、メモをすることで、他の子との比較ではなく、我が子の過去との比較ができますので、お母さんの気持ちも少しは楽になりますよ。
執筆者紹介
どんちゃか理英会 りえ先生(仮名)
自身も数年前まで理英会に母として通い、愛息を小学校受験させた(もちろん結果は志望校合格!)。そして今は理英会スタッフとして、後輩ママさんやお子さんの受験指導、日々の授業に格闘している。母と指導者両面の視点から見えてくるものをこのコラムで自由に語ります。
本人コメント「今まさに受験最中であるお母さん、お父さんの息抜きとしてお役に立てたら嬉しいです」