♪あんまり急いでこっつんこ ありさんとありさんとこっつんこ あっち行ってちょんちょん こっち来てちょん あいたたごめんよその調子…(ん??その調子!その調子…??)
♪でんでんむしむし かたつむり お前の頭はどこにある つのかせ やりかせ 頭かせ…(つの貸せ?脅迫???)
子供たちに歌ってもらったところ、こんな歌詞に…。1つ目の童謡は「おつかいありさん」。♪あいたたごめんよ その拍子…♪が正しい歌詞です。2つ目は「かたつむり」。正しくは♪つの出せ やり出せ 頭出せ♪ですね。幼稚園・保育園で一生懸命覚えて、歌っている子供たちには申し訳ないけれど、くすっと笑ってしまいました。勿論、心の中で(笑)。微笑ましく、可愛らしい幼児あるあるの一つですね。
最近は大人でも童謡の歌詞を知らない人が意外と多いんですよ。♪どんぐりころころ どんぐりこ~♪と歌ってしまう方、いませんか?正しくは♪どんぶりこ~♪です。どんぐりが池に落ちる様子を歌っているものですね。
日本の童謡にはいい歌がたくさんあります。一部ご紹介します。
♪からす何故鳴くの からすは山に 可愛い七つの子があるからよ 可愛い可愛いとからすは鳴くの 可愛い可愛いと鳴くんだよ 山の古巣に行って見てごらん 丸い眼をしたいい子だよ♪「七つの子」 いつもは邪魔者扱いのからすもこれでイメージが変わる??
♪あれ松虫が鳴いている チンチロチンチロチンチロリン あれ鈴虫も鳴き出した リンリンリンリンリーンリン 秋の夜長を鳴き通す あぁ面白い虫の声♪「むしのこえ」 松虫・鈴虫・コオロギ・馬おい・くつわ虫、5匹の虫達が登場します。どんな虫かな?本当にそんな鳴き方なのかな?調べたり、実際に耳を傾けてみるのもいいですね。
♪めだかの学校は川の中 そっと覗いて見てごらん(繰り返し) みんなでお遊戯しているよ♪「めだかの学校」 川に行った時に、先生はどのめだかかなぁ?と覗いて見るのも楽しいですね。
何となく歌っている童謡も改めて歌詞を調べると、こんな歌詞だったの?この言葉、どういう意味かしら?と気付くことも多いですよ。ぜひ、お子さんに季節やそのシーンに合った童謡を歌ってあげましょう。
執筆者紹介
どんちゃか理英会 りえ先生(仮名)
自身も数年前まで理英会に母として通い、愛息を小学校受験させた(もちろん結果は志望校合格!)。そして今は理英会スタッフとして、後輩ママさんやお子さんの受験指導、日々の授業に格闘している。母と指導者両面の視点から見えてくるものをこのコラムで自由に語ります。
本人コメント「今まさに受験最中であるお母さん、お父さんの息抜きとしてお役に立てたら嬉しいです」