幼児教室で友だちはできるの?

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はい、できます。運がいいと生涯にわたっておつき合いできるお仲間ができるかもしれません。生涯にわたって・・・というのはもちろん親同士の話です。でもお子さん本人も入試までの長い日々を友だちに助けられることがたくさんあります。
今回はこのあたりのことをお伝えします。

友だちができるきっかけは?

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幼児教室のクラスメイトは幼稚園や保育園の仲間と違って週に1回、限られた時間だけ会います。ですからなかなか友だちは作れないのでは?と心配される方がおられます。そんなことはありません。では、どんなきっかけで友だちになるのでしょう。
一般的な幼児教室では新学期の最初の授業でお子さん同士の自己紹介をします。親御さん同士の自己紹介をするかについてはそれぞれの幼児教室の考え方やスタンスによるので一概には言えません。親同士も積極的にコミュニケーションをもち受験までクラスが一体となって進みましょう、という教室やクラスは自己紹介をし合ったりしますが、そうでない方針の場合は親について一切このあたりのことを要求しません。小学校受験ための幼児教室では受験対策として授業の中で子ども同士がお互いに声をかけあったり、チームになって活動したりという場面があります。親も毎回の授業を見学しているうちにわが子以外のそれぞれのお子さんの性格やタイプがだんだんわかってきます。ここまでくると、教室でいつも同じ課題に共に取り組んでいる仲間は自然と友だちになります。決して無理して友だちを作ろうなどと考える必要はありません。
実はいいお友だちをつくるにはちょっとしたコツがあります。同じクラスに親の自分からみてもとても魅力的なお子さんがいるとします。わが子の友だちになって欲しい、と思うでしょう。よく見るとお母さまもとても感じのよい方でますます受験までをご一緒したい、となった際にはどうしたらよいか。それはそのお相手のお子さんを褒めることです。毎回その日の授業の中でその子が言ったこと、やったことを具体的に褒めてあげるのです。さり気なく、あ、見ていてくれたのね、と相手が思うようなところを具体的にです。すると不思議なことにいつの間にか友だちになれることが多いのです。やってみてください。

幼児教室で友だちができてよかったこと

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では幼児教室で友だちができるとどこが良いのでしょう。実際に小学校受験まで幼児教室にお通いだった方に聞いてみました。

Q:幼児教室に友だちができてよかったことは何ですか?
A:教室に通うのが楽しみになりました。「今日も○○ちゃん来るかな~」と言いながら教室に向かっていました。
A:毎回授業が終わってさようならをする時に「いっしょに頑張ろうね」と言い合いました。家庭で本人がつらくなった時に「○○ちゃんと約束したよね」というのが合言葉でした。
A:友だちの○○ちゃんはドリブルがとても上手だったので、「私もああなりたい」と頑張ることができました。

小学校受験の教室で出会った友だちはたとえ同じ学校を受験する予定であってもライバル関係にはなりません。子どもは自分にはない友だちのすぐれたところに反応して、「私もああなりたいな」と思うことが多いのです。友だちを見ながら成長していくというところが幼児の時期の人間関係の素晴らしいところですね。

幼児教室のおつき合い、親のスタンスは?

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幼児教室は受験のための場所です。ですのでそれ以外のことで気を使う必要はありません。
また、そんな状況を作ってはいけません。幼児教室でできたお友だちとは教室に来た時だけのおつき合いをお互いにすることをお勧めします。プライベートで付き合うのはお互いに大変です。親同士は互いにあまりぐいぐいと相手に近づかず、子ども同士のつき合いを見守るというのがスマートな親御さんのスタンスです。実はこのつき合い方は小学校入学後のクラスメイトの親同士のつき合い方の練習にもなります。
どんな時にも幼児教室に通う最大の目的は第一志望の小学校入試合格であることは忘れてはなりません。
ですから人間関係に必要以上の気遣いをする必要は全くありません。教室に通うどの親御さまも同じ思いですから何も失礼にあたりません。その中でも気が合う方同士は子どもも親も自然に距離が縮まります。その結果、冒頭で申し上げたように小学校受験の幼児教室で一緒になったお母さまとその後もずっとおつき合いが続いている、という素晴らしい話を時々お聞きするわけです。

さいごに

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受験の直前の最後の授業の時に、同じクラスの親御さん同士に一言ずつ言っていただくことがあります。
その時に最もよく聞かれるのが、クラスの仲間に支えられたエピソードです。
ある時何気なくクラスメイトのお母さまから「○○ちゃんは~がとてもお上手ね」とほめられたその一言がものすごいエネルギーをもつことがあります。
言った本人はとうに忘れている一言に支えられてわが子と受験を乗り切ってきた、というようなエピソードをたびたび伺います。
こういった幼児教室ならではの出会い、つき合いもまた子育ての一場面として後々にとてもよい思い出になるのではないでしょうか。

どうせやるならぜひ、「親子で成長できる小学校受験を!」

どんちゃか幼児教室/幼小受験 理英会  
なかざと じゅん

幼児、そのご父母、幼児教室スタッフ、小学校現場などから生の声を収集することを日々のフィールドワークとしている

横浜国立大学教育学部心理学科卒

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