1月の11日や20日にする「鏡開き」ってどんなことをするの?
①鏡をきれいにふく
②家の窓をぜんぶ開ける
③鏡もち(お供えもち)を食べる
鏡もちは食べ物なのになぜ「鏡」って名前なのかな?
①昔のおもちはとてもかたかったから
②昔の鏡は丸い形をしていたから
③昔は鏡をよく食べていたから
大きい鏡もちをちいさくするとき、してはいけないことがあるんだって。
どれだろう?
①包丁で切る
②木づち(トンカチのような道具)でたたく
③手でちぎる
鏡もちは神事などに用いた青銅製の丸型の鏡に似ていることからその名がついたとされています。
現在のような形で供えられるようになったのは、家に床の間が作られるようになった室町時代以降のことです。
また鏡開きの日は地域によって異なります。
関東では11日が多く、関西では15日または20日に行うことが多いようです。
元々は関東でも20日であったのが、江戸時代に3代将軍徳川家光の命日が4月20日だったため、月命日の20日を避けて11日になったといわれています。
これにともない関東では松の内も15日から7日に変更になりました。
また武家社会で広く浸透した習慣のため、「切る」「割る」は切腹を連想するので縁起が悪いとされ、「開く」いう表現が用いられ、「鏡開き」となったそうです。
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小学生に読書の楽しみをひろめるべく、「ことばの学校」の開発に没頭する毎日。
ことばの学校 主任研究員 佐野 樹(ノッチ先生)がお送りしました。
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