〜 冷静に爽やかに 〜
Lくんはずっと小さい頃からどんちゃか理英会に通っていた、どんちゃかっ子。爽やかなスポーツマンタイプで、体操やランバイクなどの運動から英語まで、ご家庭がいろいろ経験させたこともあって、知識も話題も豊富で話し好きの男の子でした。
プリントも運動も絵画制作もよくできる、いわゆる何でもできる子でしたが、ケアレスミスが多かったり、みんなと遊ぶと最後の最後にハメを外しすぎたり、逆に遠慮しすぎて引きすぎてしまったりすることがあるのが課題でした。
Lくんのすごいところは観察力で、ハメを外したりすることもありましたが、普段はしっかりと周りを見て、きちんと判断できる子なのです。理英会のテストから帰ってくると、そのたびに自分のことはもちろん、「こんな風だったから、こうした。」「こんなお友だちがいて、先生とこんな話をしていたよ。」「こんなものがあって、そんな風に遊んでいるお友だちがいたよ。」「道具はこんなだった。」など、細かいところまで教えてくれました。
そんなLくんは慶應のテストで、外国人の先生と「ハロー」と挨拶したのをきっかけに仲良くなったそうです。その先生としっかりお話をしたのは制作のとき。制作は空を飛ぶものを作る課題でした。Lくんが作ったのは、マンタ。作っていると、たくさんの先生が集まって来ましたが、そこに先の外国人の先生もいらっしゃいました。Lくんがマンタが空を飛ぶ(海から飛び出す)、という話をしたところ、その先生も知っていらしたそうで、2人でたくさんお話をしたんだとか。いっしょに来ていた女性の先生にはうまく伝わらなかったと思う、と残念がってもいましたが、理英会で担当した先生の意見は違います。たくさんマンタのお話をしたようですから、外国人の先生はもちろん、女性の先生も驚いていたのではないでしょうか。
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