こんにちは。
暦の上では春とはいえ、まだまだ寒い日が続きますね。
宮沢賢治/作 とよたかずひこ/絵
1,100円 1921年初出
雪がこおった日、四郎とかん子の兄妹は森で出会った小ぎつねに幻灯会に招待されます。
幻灯会で出されたきびだんごを二人が口にすると、きつねは自分たちを信用してくれたと大喜びします。
信頼 疑い
不思議 おもしろい
マスコットみたい
会話の間に入る唄がリズミカルで心地よいです。
「かた雪かんこ、しみ雪しんこ。」
「北風ぴいぴい風三郎、西風どうどう又三郎。」
「固いおもちはかったらこ、白いおもちはべったらこ。」
「昼はカンカン日のひかり 夜はツンツン月あかり」
きつねの学校の生徒たちが声をそろえて唄います。
それだけでかわいらしく、ユーモラスです。
一度聞いたら忘れられない独特の言い回しで、読み聞かせをすると楽しい本ですね。
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