行楽や食の秋ですが、あるおだんご屋さんのお話です。
村上しいこ/作 たごもりのりこ/絵
2014年初版 1,650円
この本についてはコチラから↓
一人ぼっちの子鬼は友だちが欲しくて、通りがかる人に、とおせんぼをする毎日です。
けれど、誰も立ち止まってくれません。
ある時、通りかかったおじいさんにとおせんぼをすると
「へたくそ!とおせんぼの極意を教えてやる」と、
おじいさんのだんご屋に連れていかれて働くことになりました。
人情
めでたしめでたし
ほのぼの
子鬼はだんご作りをするだけの毎日が過ぎていきます。
けれど、おじいさんは、ちゃんとその間に山の中にだんご屋を一軒建ててくれていたのでした。
のれん分けしただんご屋は繁盛して、とおせんぼをしなくても人が集まる場所になったというお話です。
心憎い大人の計らいです。
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