あと少しで一生に一度見られるかどうかの「金環日食」がありますね。
私も、わくわく楽しみです。
さて、今回は鏡に関する問題です。
【準備するもの】
手鏡、紙、カッター
1.紙に直径1cmの丸い穴と1cm四方の四角い穴をあけます。
2つの穴を少しはなして横に並べるようにあけます。
2.その紙を鏡に貼り付けます。
(小さい丸い鏡と四角い鏡ができたことになります)
その鏡を太陽の光にあて、20cmぐらいはなれた壁に向けて
光を反射させます。
さて、光はどんな形でうつりますか?
ア 両方とも○
イ 1つは○、1つは□
ウ 両方とも□
今度は、2mぐらいはなれた壁にむけて光を反射させてみましょう。
さて、光はどんな形でうつりますか?
ア 両方とも○
イ 1つは○、1つは□
ウ 両方とも□
実際にやってみると分かりますが、答えは問題1がイ、問題2はア。
不思議に思うかもしれませんが、丸い穴でも四角い穴でも鏡との距離を離すと、すべて丸い形になります。
この丸い形は、太陽の姿を映していることになります。
ですから、このような方法をとれば、日食観察グラスが無くても金環日食の日に太陽の欠ける様子を観察することができます。
ぜひ、やってみてください。
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受験算数につながる考え方を、身近なものを題材に、分かりやすくお伝えする、
アウトドア派の算数講師こばちゃん先生(小林義徳)がお送りしました!
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