昨年2019年の湘南白百合学園小学校の入試を今一度振り返るブログです。
考査の時間は1時間ほどです。
指示行動、指示制作、模倣運動、個別テストの方法で試験されます。
入試内容ですが、まず、指示行動は、10名でどんじゃんけんをします。
学校生活を想定した出題です。お友だちと、みんなで遊ぶときにどのような行動を取る子なのかが見られます。
こんにちは、入れて、どうぞと、お友だちに声をかけて一緒に遊べるのかというお子さまの素を見られる場面です。
他に先生と1対1の指示行動がありました。
先生とじゃんけんをして、勝ち負けで約束に合ったカードを選んで、離れた場所にいる先生の所へ持っていき、どうしてそのカードを選んだのか、理由を先生に伝えます。
言われたものを、そのまま持ってくるという単純な指示行動ではなく、指示に合うものを選び、自分の考えを先生に伝える、という言語力が必要にする内容の出題が毎年課題を変えて出題されています。
指示制作は、折り紙が定番の出題です。
先生が折る見本を見ながら、正座をして制作します。
今年度は、その他に、線のとおりに指でちぎったりどの上にカードをのりで貼ったり、また、できたのものをテープで貼り付ける、というような、巧緻性や道具の扱いなども見られた制作も出題されました。
模倣運動はリズム体操の出題です。
いくつもの指示、複雑な指示を聞いて、その通りに行動できるかが見られます。
先生が見本を見せてくれます。
個別テストは、数量、推理思考力を見るペーパー、話の記憶、指示された線を描くことなどが出題されました。
話の記憶は朗読を聴き、その後プリントを用いて質問されます。話の記憶は毎年出題されています。
ペーパーでは、シーソーを見て重いものはどれかという出題が毎年あります。
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