附属横浜小では、何かを決める際、多数決はとらず、全会一致となります。複数の案が出た上で、どの案にするか、生徒が意見を言い合い、聞き合い、決定まで進みます。1人以外の全員はA案を支持していても、たった1人の生徒がA案を支持しなければ、決定まで至りません。その1人の生徒がA案を支持するまで、話し合いが続きます。このような過程の中で、決議まで至る話し合いの大切さ、大変さを知り、忍耐力もつきます。民主的な手続き過程(民主主義)には、時間とコストがかかることも学びます。この話し合いと決議方法のスタイルは、附属横浜小で行われる全ての話し合い(クラスレベル、学年レベル、委員会レベル・・・)でも、同じように行われます。これらの過程の中で、6年間かけてディベート能力、プレゼンテーション能力、他者の意見を聞き取る能力などが養われます。
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