8月・9月はカミナリの季節です。
ピカッ!
「あっ、今光った!」
ゴロゴロ!ゴロゴロゴロー!
このカミナリの音は、何が原因でしょうか?
私が小さいころは「雷神様のお腹の音だよ!」と教えられました。
本当は、カミナリの通り道の周囲の空気が一気に熱せられ(約1万~3万℃くらい)、急に膨張することで起きる音です。
よく、光ってから音が聞こえるまでの秒数を数えて「おっ、何m先に落ちたな。」なんて言いますね。
計算式は後に示しますが、次のように覚えるとよいです。
「3秒で約1km」
だから、6秒なら約2km離れています。
15秒なら約5kmも離れています。
たまに、光っても音が聞こえないときがあります。
そのときは、20~30km以上離れています。
音の速さ(m/秒)=331.5+0.6×気温
●豆知識
カミナリ1回のエネルギーは家庭の1日の電力使用量約50世帯分です。
世界中で起こっているカミナリは毎秒で約100回だそうです。
よって、世界中で起こる1日分のカミナリの総エネルギーは、
50世帯×100回/秒×3600秒×24時間=4億3200万世帯分となります。
身近な自然の出来事で、大きな数や小さな数を扱うのは大切です。
カミナリを「雷神様のお腹の音」と教えるのもおもしろいです。
合わせて、数値も教えれば…
「あっ、今光った!1、2、3…」
バリバリバリッ!
「あっ1kmだ。雷神様が近いづいて来た!」
「おへそ取られるぞ!」
知ることで、楽しむ。
カミナリなんて怖くない。
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小1理英会アドバンスコースから中学受験小6まで指導しているただっち先生(多田誠)がお送りしました。
9歳までは「楽しい!」が一番!小学校低学年の能力開発
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