次々とキャベツになる動物たち！

今回の絵本

『キャベツくん』

長新太/作･絵
1,430円　1980年初版

キャベツくん (ぽっぽライブラリ みるみる絵本)

◆ あらすじ ◆

お腹がすいてしまったブタヤマさんというブタのおじさんは、小さなキャベツくんを捕まえて食べてしまおうとしたところ、キャベツくんが「ぼくをたべると、キャベツになるよ！」と言い放ちました。
その瞬間、空にぽっかりキャベツになったブタヤマさんが浮かびあがったのです。
その後も、キャベツくんを食べようとする動物たちが次々キャベツになって、空に浮かび上がるのでした。

 ◆ テーマ ◆

ふれあい

◆ 読後感 ◆

ほのぼの

◆ 絵のタッチ ◆

明るい

▼ご家庭のみなさまへ▼

絵本をめくるたび、次はどんなふうに、動物がキャベツに変わるのだろうと、わくわくします。
ページをめくると、珍妙だけれども魅力的な絵の不思議さに見入ってしまいます。
ストーリーを読み取るのではない、この本ならではの不思議な気持ちになるための絵本です。
そして、読み終わるとやさしい気持ちになっているユーモアにあふれた一冊です。
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