ふしぎなたいこ: にほんむかしばなし (岩波の子どもの本 カンガルー印)
石井桃子/作 清水崑/絵
880円 1953年初版
げんごろうさんはふしぎなたいこを持っています。
たいこの片方をたたいて「鼻高くなれ、鼻高くなれ」と言うと、ピノキオのように鼻がどんどん高くなります。
反対側をたたいて「低くなれ、低くなれ」と言うと高くなった鼻が低くなります。
人を喜ばせるために使うには良いのですが、げんごろうさんが自分だけのために使ったために事件が起こります。
奇想天外
急転直下
さらりとした筆絵 ユーモラス
調子にのって、たたいていたら、鼻が天国まで届いてしまうのです。
結末はある生き物にげんごうろうさんがなってしまうという話です。
いったい何だと思いますか。虫ではありません。
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