春の風が快い季節となりました。
春とはいえ、まだ朝夕は寒さが残りますので体調にはお気をつけください。
毎年同じころに、家族ですることを「年中行事」っていうけれど今日からの一週間に、どんなことをするのか知っている?
あるところに行って、なにかをすると思うんだけれど…。
キミのおじいちゃんのおじいちゃんや、そのまたおじいちゃんは、今どこにいるのかな?
お寺の中に入って、草むしりをしたり掃除をしたりするよ。
お花や食べ物をかざって、手を合わせて、おじぎをするよ。
「彼岸」とは春分の日(3月20日頃)と秋分の日(9月23日頃)を中日として前後3日間の7日間のことをいいます。
今日(3月17日)は「彼岸入り」、24日が「彼岸明け」です。
春分の日や秋分の日は、昼と夜の長さがほとんど同じで太陽が真西に沈みます。
仏教の世界ではあの世は西にある(西方浄土)と考えられていたため、最もあの世との距離が近づく日、とされていたのです。
ちなみに、「お彼岸」と「お盆」の違いをご存知でしょうか。
お墓参りや仏壇に手を合わせ自らが祖先を敬うのが「お彼岸」で家に帰ってくるご先祖様をお迎えして供養するのが「お盆」です。
どちらも自らのルーツであるご先祖様を敬う行事として受け継がれてきました。
お子さまやその子、その孫の世代まで、受け継いでいきたいですね。
【答え】 お墓参り(ご先祖の供養)
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日頃、中学入試の最前線の国語指導をしつつ、小学生に読書の楽しみをひろめるべく、「ことばの学校」の開発に没頭する毎日。
ことばの学校 主任研究員 佐野 樹(ノッチ先生)がお送りしました。
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