こんにちは。
新しい一年が始まりました。今年もよろしくお願いします。
そろそろ2月が近づいてきたね。
2月といえば、3日には「豆まき」をするよね。
では「豆まき」のときにまく豆を、なんというか知ってる?
ちょっと難しいから、ヒントの前のヒント。
「ビー玉」「ピーナッツ」「大豆」のどれかだよ。
その豆から、「お醤油」や「お味噌」が作られるよ。
その豆から、「豆腐」や「納豆」も作られるよ。
その豆から生まれた小さな芽を「もやし」というんだよ。
【答え】 大豆とピーナッツどちらも正解
実はちょっと意地悪な問題です。
確かに、節分では福豆(煎り大豆)をまくのが一般的ですし、 大豆は醤油、味噌、豆腐、納豆などの原料となります。
しかし、この問題とヒントのすべてに「落花生(ピーナッツ)」も 当てはまってしまうのです。
沖縄のジーマーミ豆腐(ピーナッツ豆腐)やピーナッツもやしは ご存知の方も多いのではないでしょうか。
醤油も味噌も納豆もあります。
「豆まき」のほうにも「落花生」をつかう地域が多くあります。
もちろん伝統的なのは「大豆」のほうなのですが昭和30年ころから北海道で落花生使われるようになり それが東北や信越地方に広まりました。
落花生の産地である鹿児島や宮崎でも、今では落花生の ほうが多数派のようです。
節分の際は、どちらをまくにしても 「この豆からどんなものができるか知っている?」 と加工品のことを話題にして、恒例のイベントをさらに 盛り上げてください。
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日頃、中学入試の最前線の国語指導をしつつ、小学生に読書の楽しみをひろめるべく、「ことばの学校」の開発に没頭する毎日。
ことばの学校 主任研究員 佐野 樹(ノッチ先生)がお送りしました。
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