今回は、お子さんと、「倍」の感覚をつかむ算数遊びを してみましょう。
まず、「○○ちゃん。3の倍はいくつ?」と尋ねてみてください。
答えられましたか?
「倍にする」ということは、かけ算における「2倍にすること」ですが、5歳くらいの今の時期は当然かけ算はできません。
慣れているお子さんは「6」と簡単に答えられますが、この考え方に慣れていないと、なかなかでてきません。
このような時は、「同じ数のアメを持ってみようか」
「左手に3個のアメを持ってごらん。右手にも同じ数を 持つとしたら、全部でいくつかな?」
と聞いてあげてください。
そうすると3+3で6が出てきます。
今度は「じゃあ左手に4個のアメを持ったら、全部でいくつ?」と数を増やしてみてください。
倍にする感覚が自然とわかります。
この作業がスムーズにいけたら、今度は「半分」のトレーニングをしてみましょう。
「8個のアメを両手に同じ数だけ持ってみよう。 何個ずつにすればいいかな?」
数をいろいろ変えて、鍛えてみてください。
量的な感覚をイメージしながら考えることで 数のトレーニングができます。
「算数」と身構えず、気軽にお子さんに質問していくことが 大切です。
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
受験算数のプロ 益田先生がお届けしました。
[ あめが倍!量感トレーニング]のご感想やコメントをお寄せください。
最近のコメント