トマトくん:先生!この前近くの公園で、何かが飛んでいるのを見たよ!
ナス先生:なに!どんなふうに飛んでおった?
トマトくん:なんかひらひらしてました。
ナス先生:それならちょうちょじゃろ。
トマトくん:でもちょうちょにしてはすばやい動きだったよ。
ナス先生:どんな色じゃった?時間帯は?
トマトくん:黒っぽかったです。夕方だったからそう見えたのかも。
ナス先生:ふむ、ならば○○○○だな。
トマトくん:えー!○○○○って、ふつうにこのあたりいるんだ!!!
ナス先生:そうじゃよ。ところで○○○○は何の仲間か知っとるかね?
カラス、セミ、ヒトの中でじゃ。
トマトくん:えーと、飛んでるってことはカラスかな?
でもセミも飛ぶよね・・・。わかりません、降参!
ナス先生のセリフの中から考えてね。
おまけにもう1問。
ア)1円玉6枚分
イ)50円玉6枚分
ウ)500円玉6枚分
さて、答え合わせです。
問題1)コウモリ(こうもり)
問題2)ヒト(の仲間)
問題3)ア)1円玉6枚分
コウモリを見たことはありますか?
この時期、冬眠から覚めたコウモリたちが日没前後になると街中でも飛んでいるのが見られます。
それはたいていアブラコウモリといいます(通称、イエコウモリ)。
アブラコウモリの体重はとても軽く、5~10gほど。
1円玉5~10枚程度です。
だからあんなにひらひらと飛べるんです。
コウモリの姿といえば、逆さまにぶら下がっているイメージではありませんか?
実はこれ、体を軽くするのと引きかえに足の筋肉を退化させたため立って体を支えることができなくなったのです。
なお、コウモリはホニュウ類。人間と同じ仲間です。
鳥類と間違いやすいですが、卵から産まれることはありません。
セミと同じ昆虫の仲間だとしたら、足が6本ないといけませんね。
実際には薄い膜のついた手が2本、足が2本ですから昆虫でもありません。
アブラコウモリを詳しく知りたい方はこちらをどうぞ
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
ばっちりくんドリル小学生版 編集長 QゼミNo.1のこだわり職人スタッフ。
日夜、授業のネタ、教材のネタをさがし続けています。
KOBA先生こと小林 義徳がお送りしました。
[ ひらひらした飛ぶもの?]のご感想やコメントをお寄せください。
最近のコメント