征矢清/文 夏目義一/絵
990円 2009年初版
この本についてはコチラから↓
おおきくなりたい こりすの もぐ (幼児絵本ふしぎなたねシリーズ)
こりすのもぐは、はじめて一人だけで食べ物を探しに出かけます。
木の芽、どんぐり、桜の花びら……新しい食べ物を見つけてはもぐもぐもぐと勢いよく食べていきます。
食べ終わるたびに言う決めゼリフが「ほら、大きくなったでしょ」です。
自然・動物・素直な子ども心
大きくなるのを応援したくなる
リアル
「大きくなったでしょ」というセリフが出てくるたびに読んでいる子どもたちが、絵と見比べて「ぜんぜん大きくなってない!」と本に向かって言っている場面が授業でありました。
でも、実はこれ、作者の計算のうちのことのようです。
絵ではまったく大きさが変わっていないことで早く大きくなりたくて仕方のないもぐの気持ちを表しているのですね。
得意気なもぐの様子がユーモラスで子どもの姿そのものです。
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本は世界を新しく見させる装置!
「本を読むってどんな意味があるの?」という疑問にズバリ答えるいっきゅう先生ことそのだりゅうへい先生がお送りしました。
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