位取りゲーム!

こんにちは。
今回はトランプを使って、2ケタの数の大小関係をゲーム感覚で理解しましょう。

▼ご家庭でできる「量感トレーニング(14)」▼

「2ケタでドン!」

 

■ ゲームの人数

2人から4人程度

■ 準備

トランプの各マーク
(ハート・ダイヤ・スペード・クラブ)の2~9まで計32枚
→カードを2枚並べ、2ケタの数字(例えば2と5なら、25)になるよと確認

■ ルール

(1)32枚のトランプをよく切り、ふせて山にします。

(2)それぞれ交互に1枚ずつ引き、数字を確認。
十の位に置くか、一の位に置くかを決め、宣言します。

例)カードが「3」→「一の位!」

(3)全員が1枚目を引き終わったら、2枚目を引きます。
今度はカードを見てはいけません。
テーブルに、先ほど置いたカードの位では「ない方」に置きます。

(4)全員が置き終わったら、一斉にかけ声を。
「2ケタでドン!」
カードをオープンします。

親から順に自分ができた数字を読み上げ、一番大きい人が 勝ちです。

(5)これを合計3セット行います。
ただし、引いたカードは、もどさずに、表にしたまま自分の前にならべておき残っている山からカードを引いていきます。
3回の勝負の内、一番多く勝った人がこのゲームの勝者です。
勝ちが同じ回数だったら、同点の人だけで残ったカードで1回だけの勝負をして、勝ち負けを決めます。

▼ご家庭のみなさまへ▼

このゲームのねらいは、小学1年生の最大の算数のテーマである「位取り」の概念形成です。
最初は意味がわからなくてもお子さんに「一の位」「十の位」と声に出させること。
大きい数にするには、なるべく十の位に大きな数をもってくればいいことを、ゲームの中で体感してもらいます。
人数が少ない場合は、マークを2種類(お子さんが男の子だったらスペードとクラブとか)にして、枚数を絞ってあげると、続けて
引いていくことで、残ったカードにどういう数字が多いかが類推できるようになります。

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