あっという間にもう10月。
秋が深まってまいりました。
森山京/作 村上豊/絵
1,296円 2003年初版
この本についてはコチラから↓
お姫さまは毛虫が大好きで、男の子たちに虫をつかまえさせては虫の名前を調べたりするのが楽しみです。
美しいお姫さまなので男性からも言い寄られたりもするのですがそれでもお姫さまは虫のことにしか興味がないようすです。
個性・アイデンティティ
みんなちがってみんないい
やわらかい、丸っこい
『堤中納言物語』という平安時代に書かれた作品の一編です。
お姫さまは周りがどう言おうがお構いなく、趣味に没頭して生きる動じなさがあります。
そこに人間的な個性と魅力が表れていると感じる作品です。
この作品は虫をあやつるお姫さまが活躍する『風の谷のナウシカ』のもとにもなっているそうです。
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本は世界を新しく見させる装置!
「本を読むってどんな意味があるの?」という疑問にズバリ答えるいっきゅう先生ことそのだりゅうへい先生がお送りしました。
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