こんにちは。
本日5月15日は、ヨーグルトを研究したメチニコフ博士の誕生日であることから「ヨーグルトの日」とされています。
メチニコフ博士はブルガリアに長寿者が多いのはヨーグルトに含まれる乳酸菌のためであることを突き止めました。
また、免疫に関する研究によりノーベル生理学・医学賞を受賞しています。
今回は、国語力は幼児期の言葉への関わり方が大きく影響するという学説の実証に力を入れている、ノッチ先生からの 問題です。
4月下旬から5月中旬頃までに摘み取られるお茶を新茶(一番茶)といいます。
「八十八夜(今年は5月2日)」に摘み取られたお茶を飲むと1年間無病息災でいられるという言い伝えもあります。
新茶、みんなで飲みましょう。
そこで問題です。お茶を入れるための「あれ」。
陶器でできた丸っこいやつ。
なんていう名前か、お子様はわかりますか?
三択で聞いてみてください。
(1)やかん
(2)きゅうす
(3)どびん
八十八夜とは立春(二月初旬)から数えて八十八日目という意味だそうです。
緑茶をめぐる環境も変化してきました。
最近は紅茶のようにティーバッグも見かけますね。
電気ケトルも普及しています。
そのため、従来のように茶葉を使い急須(きゅうす)でお茶を淹れることがなくなったり、薬缶(やかん)でお湯を沸かさないというご家庭も多いのではないでしょうか。
身近な道具とはいえ、実は使用機会が少なくなっていることがありますので、日頃から「あれ取って」「それ取って」ではなく「急須取って」「薬缶取って」と道具の名前を口に出すように心がけてみてください。
ちなみに、急須の注ぎ口に付いている短いビニールチューブは運搬時の先端保護のために付いているだけで、ご家庭で使う際は雑菌の繁殖にもつながるので、取り外すべきものだそうです。
【正解】(2) きゅうす
※土瓶(どびん)は取っ手が上についています
(区別しない地域もあります)
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日頃、中学入試の最前線の国語指導をしつつ、小学生に読書の楽しみをひろめるべく、「ことばの学校」の開発に没頭する毎日。
ことばの学校 主任研究員 佐野 樹(ノッチ先生)がお送りしました。
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