明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。
6歳までの「量感育成」
年賀状を使って、量感をつけよう!
・今年届いた年賀状 (あるいはハガキ)
・1円玉 5円玉 10円玉 50円玉 100円玉 500円玉
それぞれ数枚
年賀状をテーブルにおいて、お子さんにこんな質問をしてみてください。
「年賀状の横(短い方)に同じ種類のお金を並べて、ぴったり並びきるお金があります。それは何? そして何枚?」
横の長さは10㎝です。
お金:1円玉
枚数:5枚
お金の種類は1円!とわかっても、枚数を間違えてしまった人が多いのでは?
ヒントがむしろ邪魔をして、10枚!と答えてしまったのでは?
1円玉の直径は1㎝ではなく2㎝なのです。ちなみに重さは1gです。
四角いところに丸いものを並べるのは実はイメージがしにくいものです。
大人は、目分量でたてに何枚くらい横に何枚くらいならびそうだからだいたい何枚という予想ができます。
しかし、お子さんはこの目分量の感覚がまだ身についていません。
したがって、実際に年賀状の上に1円玉をならべてみて、数えてください。
スムーズにいくようだったら、たて横に並べて、全部で何枚並べることができるのかも調べてください。
ただし、全部置くのではなく、たて横に1列ずつならべてみて全部の数を考えさせてください。
小学校で習う「面積」につながる量感トレーニングです。
広さは2次元(たてと横両方)で考えますから、小さい頃から
このようなトレーニングをしていくと図形に強いお子さんになっていきます。
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受験算数のプロ 益田先生がお届けしました。
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