立冬をむかえ朝晩めっきり冷え込みますね。
早くもオープンしているスキー場があるというニュースも。
今回は、国語力は幼児期の言葉への関わり方が大きく影響するという学説の実証に力を入れている、ノッチ先生からの問題です。
今日は風が強くて寒かったから、ゆっくりお風呂に入ったよ。
お風呂に入ると体が温まるよね。
パジャマを着てリビングにいたらおばあちゃんが入ってきて
「そんなんじゃすぐに体が冷えて、風邪をひいちゃうよ。
『はんてん』かなにかないのかい?」だって。
「はんてん」ってなんだろう?
①綿の入った短い上着のことかな?
②毛皮のついたコートのことかな?
③おでんに入っている、白い、あれ?
おかあさんが
「今出してあげるから、寝るときも着たままお布団に入っちゃいなさい。」
だって。
はんてん(半纏)は18世紀頃から庶民の間で着用されるようになった 短い上着で、袖の丈が半分ほどしかないため「半丁(はんてん)」 と名づけられ、「まとう」を意味する「纏」が当てられ「半纏」になったとされています。
(「袢纏」「半天」「袢天」と表記することもあります)
今回問題にしたものは正式には「綿入れ半纏」といって、室内用の防寒着として現在でも広く用いられています。
【正解】①
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日頃、中学入試の最前線の国語指導をしつつ、小学生に読書の楽しみをひろめるべく、「ことばの学校」の開発に没頭する毎日。
ことばの学校 主任研究員 佐野 樹(ノッチ先生)がお送りしました。
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