後ろはいくつ？？

こんにちは。
テニスの全米オープンで、錦織圭選手が日本テニス史上に残る
大活躍をしましたね！
「後ろはいくつ？」
▼ご家庭でできる「量感トレーニング(7)」▼
サイコロを使っての受験算数力のトレーニングﾞです。
その①
サイコロの向かい合った面は合計が７になる、ということ
をまだ知らないお子さんへの、教え方の工夫です。
サイコロを１つ用意して、こんな風に言ってみましょう。
母「お母さんにはサイコロが透き通って見えるのよ。
　　３の後ろは…えーと…、４が見える！」
子「へー」
母「○○ちゃんはどう？　１の後ろはいくつかな？」
子「えー、わかんないけど５かな」
母「ブー。」
子「む～！」
みたいなやりとりを経て、「実はね…」とサイコロのしくみを
教えてあげると、ふつうに教えるよりも印象的に
覚えられるのではないでしょうか。
その②
応用編です。
サイコロ1つ、テーブルに置きましょう。そしてクイズです。
「テーブルに触れている面以外を全部あわせるとといくつになる？」
１面ずつ見て合計すれば答えは出ます。それはそれでよいです。
その後がポイント。
もう一度、別の面を下にして置き直します。そのときに
「今度はじろじろ見ないで答えを出せるかな？　時間は10秒」
と言って、置きます。
さあどうでしょう。
上の面が3の場合、テーブルに触れている面以外の合計は17になります。
上の面が5なら合計は19。1なら15…。
瞬時に出して、「すごい！」と感動させたら、タネ明かしをしてあげてください。
詳細は「ご家庭のみなさまへ」をご覧ください。
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┃◆┃ご家庭のみなさまへ
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その②　を瞬時に出す方法はこちら。
14＋上の面　が正解になります。
サイコロの向かい合った面は合計が7になる、ということから
上の面以外の見えている面（垂直な4面）の合計は7×2で14になります。
それに上の面をあわせればよいのです。
サイコロを使った算数の問題は、様々あります。
積み重ね方によって、見えない面を想像したり、合計がいろいろ
変わったりします。
一緒に作業しながら、確認していくことが大切です。
受験算数のスペシャリスト　国大Ｑゼミ横浜校 教室長
マスダＴがお届けしました。