こんにちは!
今回は、コトバとココロを育む良質絵本・その2です。
古田足日/作 田畑精一/絵
童心社 1,430円 1974年初版
この本についてはコチラから↓
子どもたちが「ことばの学校」で読み終わっても、しばらくたってまた読みたいと本棚から持って来る本があります。
特に何度もそういうリクエストを受けたのがこの本です。
大人目線での第一印象は、えんぴつ画でモノクロのためあまりピンと来ない感じがあるのですが、どうやらストーリーにインパクトがあるようです。
保育園の押入れという、日常から暗闇の中に広がる無限のファンタジーの世界へと子供たちの想像力が働いていきます。
保育園で叱られて真っ暗闇の押入れに入れられてしまった2人。
そこで恐ろしいねずみばあさんが現れて大冒険の世界が繰り広げられます。
冒険(成長)
ハラハラ・ほっとする
えんぴつ画・素朴・モノクロ
大人が読む小説でも名作とは、共感(シンパシー)と驚き(ワンダー)の要素がバランス良く組み合わさっていることだと言われます。
そして、名作とは再読をうながすものだとも言われます。
もう一度読みたいと子どもたちが魅力を感じるこの作品は、やはり 名作として刊行から40年のロングセラーとして読み継がれています。
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本は世界を新しく見させる装置!
「本を読むってどんな意味があるの?」という疑問にズバリ答えるいっきゅう先生ことそのだりゅうへい先生がお送りしました。
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