今週は「国語の先生おススメ本」です。
★ 月のうさぎに投影された愛のやさしさ
★ 自己犠牲と慈悲こそが愛の極限
★ 今昔物語集にも収録された説話の1つ
(瀬戸内寂聴 作・岡村好文 絵)
みなさんは、中空に浮かぶ満月をお子さまと眺めたことはおありでしょうか。古来、日本では、月にうさぎが住んでいて
餅つきをしていると言われていますね。
この物語絵本は、月にうさぎが行ってしまったわけを、自己犠牲と慈悲の心=極限の愛の象徴として描いています。
今昔物語にも収められているこのお話を、瀬戸内寂聴さんが子どもたちのためにわかりやすい絵本にしました。
お子さまと月光を眺めながら、他人への愛、慈しみの心を胸に刻んでみてはいかがでしょうか。
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受験対策にとらわれない日本語(国語)力の向上を目指し、現在は「読書くらぶ」の教材開発に邁進している須藤孝行(ガンダム)先生がお送りしました!
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