こんにちは!
今週は「国語の先生おススメ本」です。
★ 講談社出版文化賞受賞作品
★ フランス・ドイツなど世界10カ国で翻訳出版
★ 同作家の中学受験頻出「夏の庭」に続くテーマ
(湯本香樹実 作・酒井駒子 絵)
きのうの朝も、おとといの朝も、あしたの朝も、あさっての朝も朝がくると、みんな「きょうの朝」になってしまう……
「くま」は、今日もあたりまえのように「きょうの朝」が来てなかよしのことりとずっと一緒にいるはずでした。
しかし、ことりは死んでしまい、当たり前の「きょうの朝」はもう永遠に戻ってはきません……
生の延長線上に必ず訪れる死。現実を受け入れられず、悲嘆にくれる「くま」ですが、やがて明日を生きる光と出会います……
同一作家の「夏の庭」と源流を同じくした「友情と死」がテーマの絵本。
人はどのように、死の悲しみを乗り越えていくのでしょうか。
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受験対策にとらわれない日本語(国語)力の向上を目指し現在は、「読書くらぶ」の教材開発に邁進している須藤孝行(ガンダム)先生がお送りしました!
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