今週は「国語の先生おススメ本」です。
★ 古典的名作・名文の第一歩に
★ 人間の弱さを包み込む真実の愛とは?
★ 中学受験でいまだに出題されるそのわけは?
(有島 武郎 作)
キリスト教で「ぶどう」は、神の愛の象徴だそうです。
宗教のことはさておき、この本では、だれにでもある心の弱さと他者の心の弱さに寛容になることが、いかに困難で、かつ重要あるか。
神の力ではなく、人間として弱さを受け入れるという、重厚なそして普遍的なテーマを私たちに投げかけています。
私たち一人ひとりが「ぼく」であり、「ジム」でありまた「先生」でもあるのです。
だからこそ、栄光学園、青山学院中などミッション系の学校でもいまだに多く出題される作品なのです。
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