今週は「国語の先生おススメ本」です。
もうすぐ、新年度。勉強より、クラスのお友達と仲良くできるか・・・そちらが心配な方も多いのではないでしょうか。
優しい、ただし人の中で生きる力のある子。
そんな子に、育ってほしいものです。
★いじめに悩んだ学校の先生によって書かれたお話です。
★「全国学校図書館協議会選定図書」です。
★「絵本」から「DVD」まで、段階的に楽しめます。
「~しなさい」「~しちゃダメ!」
ついつい言ってしまいがちですが、子どもたちに「なぜそうするのか」を理解させるのは難しいことです。
外圧的な教訓は、そのときどきには効果はあるかもしれませんが自覚につなげるには迂遠な方法です。
この物語は、いじめに心を痛めていた、ある小学校の先生がクラスの壁新聞用に書き下ろしたところから生まれました。
「いじめ」についてはいっさい触れていないのに子どもたちの心に先生の思いが響き、クラスのいじめがなくなりやがて、うわさが全国の広がっていったという珍しい出自を持っています。
他者への思いやり、弱者へのいたわりの心を内面からじっくり育てるのに最適の一冊です。
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受験対策にとらわれない日本語(国語)力の向上を目指し現在は、「読書くらぶ」の教材開発に邁進している須藤孝行(ガンダム)先生がお送りしました!
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