お子さんとお家で、のんびり・楽しめる実験を紹介します。お家で遊べる『風船観覧車』です。
実験の様子をYouTubeにアップしましたので、ぜひお子さんとご視聴ください。
面白味:★★★☆
集中力:★★★★
理解力:★☆☆☆
100均とかで、ピンポン玉・風船と両面テープを購入していただき、家にあるドライヤーでできる実験です。
はじめに、ピンポン玉を使って、ドライヤーから出る風の中に浮かせる練習をしてください。
お子さんにとっては、ドライヤーが重たくて、浮かせるためのバランスを取るのが難しいかもしれません。
集中して、何度も挑戦することは、脳に刺激があり、とてもよいことですのでやらせてみてください。
その次は、風船1個を浮かせてみてください。
風は「弱」がよいでしょう。
意外と難しいですよ。
最後は、風船観覧車です。
同じ大きさにふくらませた風船6個を浮き輪の形のようになるよう、両面テープでくっつけてください。
これを浮かせますが、コツがあります。
浮き輪のななめ上の風船に、横から風をあてます。
すると、見事に「風船観覧車」になってくれます。
・風船がすぐ落ちる場合⇒風船の数を1個ずつ減らして挑戦してみてください。
・風船が飛んでいってしまう場合⇒風船の数を1個ずつ増やすか、ドライヤーの風を「弱」にしてください。
※その他、風船の大きさは揃っていますか?大きすぎ?小さすぎ?
いろいろと試行錯誤を行って、お子さんと楽しんでください。
今回の実験は「やって楽しむ」もので、理解するには早くて中学生くらいからでしょうか。
「ベルヌーイの定理」とか「揚力」「抗力」などのことばを使わないといけません。
簡単に言えば「空気の流れが速いと圧力が低くなるため」です。
これでも…うーん…と悩まれるようなので、ギリギリ許される説明なら「空気の流れが速い方に、ものは引っ張られる」でしょうか。
6個の風船の輪がクルクル回るのはドライヤーの風をななめ上にあてるからです。
ななめ上の方に速い空気の流れがあるので、そちらに6個の風船は引っ張られるわけです。
でも、この実験は試行錯誤を楽しむのがポイントです。
クルクル回すには全体のバランスを調整しないといけません。
あれこれ試して上手くできたときの達成感がある実験です。
ぜひ、お家でやってみてください。
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小1理英会アドバンスコースから中学受験小6まで指導しているただっち先生(多田誠)がお送りしました。
9歳までは「楽しい!」が一番!小学校低学年の能力開発
理英会アドバンスコース(小1~2)公式サイト
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