みなさん、あけましておめでとうございます。
2020年が始まりましたね。
今日は2020年ではなくて、2020円の問題です。
問題1
1円玉、5円玉、10円玉、50円玉、100円玉、500円玉がそれぞれたくさんあります。
2020円を1円玉だけで用意すると、1円玉は何枚必要ですか?
(難易度 ★)
問題2
1円玉、5円玉、10円玉、50円玉、100円玉、500円玉がそれぞれたくさんあります。
それらを使って2020円を用意します。
一番枚数が少ない場合は、何枚で用意できますか。
(難易度 ★★)
問題3
1円玉、5円玉、10円玉、50円玉、100円玉、500円玉がそれぞれたくさんあります。
それらを使って2020円を用意したら、全部で10枚用意できました。
何円玉を何枚使いましたか。
(難易度 ★★★)
解答・解説
問題1 2020枚
問題2 6枚 500円玉を4枚と10円玉を2枚
問題3 500円玉を3枚、100円玉を5枚、10円玉を2枚
今回は、2020年にちなんだ2020円の問題を作ってみました。
お金は、数量を学習する題材としてはとても良い題材です。
10枚集まると次の硬貨におきかえられる、つまり10集まると位があがる数の考え方を自然と学ぶことができます。
小さいときから自分で買い物をさせてみると良いでしょう。
問題1
1円玉を2020枚ってどれくらいの量、重さでしょうか?
1円玉の厚さが約1.5mmなので、もし2020枚を積み上げたら303cm、約3mにもなります。
実際に1円玉2020枚を用意して10枚ずつ数えることをやってみたら、きっとインパクトのある体験になると思いますよ。
問題2
一番少ない場合は、大きな金額のお金を使ったらいいわけです。このようになりますね。
問題3
両替の考え方です。
問題2の答えが6枚なので、どの硬貨をくず(両替)してあげたら4枚増えて10枚になるかを考えるわけです。
1枚が5枚になるので4枚増える
1枚→2枚 1枚しか増えない
1枚→6枚 5枚増える
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受験算数につながる考え方を、身近なものを題材に、分かりやすくお伝えする、
アウトドア派の算数講師こばちゃん先生(小林義徳)がお送りしました!
9歳までは「楽しい!」が一番!小学校低学年の能力開発 理英会アドバンスコース(小1~3)
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