6回に分けて横浜英和小学校について解説するブログの今回は最終回です。
最新の出題内容を解説する3回目です。
今回は制作課題です。
この学校の制作や巧緻性課題は、技能としては切る、貼る、塗るなど基本的な課題が出題されます。
ただ、その分切り取る形が小さかったり、貼る場所が狭かったりと、工程はシンプルに難易度が高いということが多いです。
2019年度の課題はカードを切って台紙のマス目に貼るというものでしたが、やはりカードはかなり小さく、切るのに苦労した子が多かったようです。
そうなると、貼るマス目も必然的に小さくなりますから、切るにしろ貼るにしろ練習を積んでおかないと充分対応できません。
また、この学校の制作課題は、指示が細かいのも特徴です。
2019年度はカードの中から動物の絵だけを3枚切り抜いて、縦に並ぶように台紙に貼るという指示に加え、ごみはたたんで待つことも指示されました。
切り抜くのは何の絵ですか。
台紙に貼るのはどうやって貼りますか。
並べ方は縦ですか横ですか。
終わったらどうして待てばいいですか。
聞き逃さないように、集中して説明を聞いていないと何か一つ忘れてしまったり、間違ってしまったりする恐れがあります。
何度か話に出しましたが、この学校の生徒は話を聞くことができる子どもたちです。
聞く力はぜひともつけておいてください。
※動画でも解説しています。
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