こんにちは。
暦の上では春とはいえ、まだまだ寒い日が続きますね。
インフルエンザも流行しているようですのでお子さまと一緒にうがい、手洗いをしっかり行いましょう。
今回は、国語力は幼児期の言葉への関わり方が大きく影響するという学説の実証に力を入れているノッチ先生からの問題です。
もうすぐひな祭り。ひな祭りといえば・・・?
おひなさま・・・まずはこれ、外せませんね。
ひなあられ・・・カラフルでわくわくしますね。
ひしもち・・・ひな壇の作り物を本物と間違えてかじったりしますよね。
・・・と比較的メジャーなものはクイズにはしません(笑)。
さて、出題は、
ひな祭りのときに実はお吸い物が供される地域があります。
さてその中身は?
固い殻に包まれているよ
昔のひとは「栗みたい」と思ったらしいよ。
海で採れるよ。
海のことを別名なんて言うか知ってるかな?
さて、わかったかな?
ヒント(2)で「うに」って答えた子は、残念だったね。
【答え】 はまぐり(蛤)
形が栗に似ていて、浜辺に生息していることから「浜栗」の名がついたとされています。
「日本書紀」にも記述がみられ、植物の栗と同様に古くから食糧として重用されていました。
はまぐりの貝殻は対になっている貝殻でなければぴったりと合いません。
そこから「よい伴侶に巡り合えるように」という願いを込めてひな祭りにはまぐりを食べるようになったといわれています。
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日頃、中学入試の最前線の国語指導をしつつ、小学生に読書の楽しみをひろめるべく、「ことばの学校」の開発に没頭する毎日。
ことばの学校 主任研究員 佐野 樹(ノッチ先生)がお送りしました。
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