サクラサク

2016年1回目の「量感トレーニング」は、人気があったシリーズのリメイクです。
今回のテーマは「規則性の発見」です。

▼ご家庭でできる「量感トレーニング」▼

 　「暗号文を解読せよ」

数字と記号がならんでいます。
この数字を文字にするとそれぞれ次のようになります。
「14　110　62○　43」→「えんぴつ」
「24　32　25×　73」→「消しゴム」
「15　52　22×　92」→「おにぎり」
「91　110　45×　34　93」→「ランドセル」
「32　85△　13　21×　43△　25　13」→「小学校」
それでは問題です。

■ 問題

いなかのおじいちゃんから、上のヒントの紙と次のような手紙がきました。
なんて書いてあるか、解読してください。
52　83△　13　21×　23　15　74　44×　45　13。
45　75　41×　42　41　23　31　110　43　23　43△　44　54。

▼ご家庭のみなさまへ▼

今回は「規則性」の問題です。
お手元に50音図があれば、それを見ながらいっしょに考えてみてください。
決まりの見つけ方は、記号がついている数字に注目して考えます。
「62○」は「ぴ」で「25×」は「ゴ」、「22×」は「ぎ」、「45×」は「ド」、
「85△」は「ょ」、「43△」は「っ」なので、×がつくと濁点、
○がつくと半濁点また、△は拗音や促音の小さい文字となります。
たてのア段イ段ウ段エ段オ段が１の位の１～５でア行カ行サ行･･･が10の位の１～の数になっています。
「ん」だけは｢110」で表しています。
中学入試では、規則性は、書き出してみてはじめてわかるものが多くなってきています。
「なんだろう？」と興味を持って書き出していける集中力が求められます。

【正解】
入学おめでとう。ともだちたくさん作ってね。

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受験算数のプロ　益田先生がお届けしました。