今年もあと1ヶ月となりました。
クリスマスに大掃除、年賀状の準備など、忙しくなりますね。
ふしぎなふしぎな ながぐつ (日本の絵本)
森山京/作 村上豊/絵
1,540円 1972年初版
かおるくんは真新しい小さなながぐつが、片方かきねの下に落ちているのに気づきます。
次の日、行ってみるとそのながぐつは、一回り大きくなっているようすです。
持って帰って置いておくと、日に日に大きくなるのでした。
かおるくんは、このおかしなながぐつを人に見られないように物置きにかくします。
そのうち、ながぐつは、かおるくんの背たけよりも大きくなります。
ところが今度は、日に日に小さくなっていくのです。
想像・空想
不思議な気持ち
素朴
くつしたの中にプレゼントを入れてくれるのは、サンタクロースとわかっているからプレゼントは喜べるものなんですね。
誰のものかわからないものを手に入れたら、喜びより先に不思議な想像がわいてくることでしょう。
このお話ではながぐつは結局なんで大きくなって、その後小さくなってしまったかもわからないままです。
読後感は、いつまでも不思議な世界が続いているような妙な気分のままです。
読んだ後に落し物を見ると不思議な空想がわいてしまいます。
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