寒くなってきました。冬がやって来ますね。
そんな寒い冬でも花が咲く木を知っていますか。
今日はそんな花のお話です。
木偏(きへん)+春=椿 です。名前に季節が表されています。
つまり冬から春にかけて咲く花ですね。
赤い椿 白い椿と 落ちにけり
河東碧梧桐(かわひがし へきごとう)という俳人の作品です。
「色彩の対比とツバキの花が落ちる様子が連想される素晴らしい句である」
などと評される有名な句なのですが・・・
さて、みなさんの脳内にはどんな光景が浮かびましたか?
A. 花びらが1枚1枚はらはらと落ちていく光景
B. 花が丸ごとどさっと落ちる光景
C. 枝ごとポキッと落ちていくイメージ
D. 花が落ちるイメージがわかなかった
お子さんにも読み聞かせてみて、どのイメージが近いか聞いてみてください。
正解(?)は・・・このあとで。
冬に咲く花というのは少ないですね。
その中でも色鮮やかに咲くのがツバキです。
よく似た花にサザンカがあります。
その区別の仕方を知っていますか?
サザンカは、花びらが一枚一枚バラバラに落ちるのに対し、ツバキは1つの花がそのまま丸ごと下に落ちます。
ですから、地面に落ちている様子を見れば、サザンカかツバキかが分かります。
花びらが1枚1枚落ちていればサザンカ、花が丸ごと落ちていればツバキです。
ご家庭の近くにあるでしょうか。探してみてはいかがでしょう。
ところで、先ほどの選択肢の正解(?)ですが、もうおわかりですね、B です。
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受験算数につながる考え方を、身近なものを題材に、分かりやすくお伝えする、
アウトドア派の算数講師こばちゃん先生(小林義徳)がお送りしました!
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